紅藻(黒ヒゲなど)

2016.3.28 追記

この半年ほど、Mg液肥を定期的に入れるようにしているんですが、これを入れるようになってから、黒ヒゲが完全に消えています。

以前なら、ある程度以上の量のP リンを含む液肥を使うと、即座に黒ヒゲが元気になったりしていたのですが、そんなこともありません。

本当にMgが関係があるのか否かは、私には分かりませんが...たんに例えば水槽のライフサイクル的なことなのかもしれないし...
でも少なくとも Mg液肥を使い始めてから、ぱったり・クッキリと黒ヒゲが消えたってことだけは事実です。

私としては、Mgは水草のPの吸収消費と深く関係している...Mgが欠乏しているとPの吸収が落ちる...ってことと関係あるのじゃないか??
なんて考えているのですけど。

もし黒ヒゲに悩んでいる人がいたら、よければ試してみてください。...責任は持てませんが。

リクツからすると、そこそこの成長力がある水草が大量に植えられている水槽じゃないと意味はないはずなので、そういう条件の人に限りますが。

でもって、実行したら結果も教えてもらえるとありがたいです。
本当に他の水槽でも通用するのか?って知りたいので。

Mg液肥

 

以前に書いた以下の内容は、間違ってはいないけれど、
最近では、黒ヒゲ対策を根本的に行うには、積極的にリンをコントロールしていく、水中のリンを余らせないようにする・水草に全部使わせるバランスにしていくしかないと考えています。


さらに追記。

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ブログのコメント欄で教えてもらったんですが、最近では珪酸塩イオンの増加が黒ヒゲを誘発するっていうのもリン酸と共に定説になっているらしいですね。...珪酸塩除去剤も売っているんですね。知らなかった。


それと、個人的にはもしかしたらカルシウムやマグネシウムとも関係あるんじゃないかも??とか疑っています。黒ヒゲが急激に減ったことがあって、その時はpHが殆ど落ちていないのに、GHが異常に下がっていた時だったので。それと所謂黒ヒゲがどうかは分からないんですけど幾つかの紅藻類のカルシウム要求量はかなり高いようですし。

 

黒ヒゲなどの紅藻類は、黒ヒゲは出るにしてもあまり酷く悩まされたことはないけど、別の種類の紅藻類にはまだアクアリウムはじめて半年くらいのころに数ヵ月かなり悩まされたことがある。

 

珪藻は、緑藻や水草などとものスゴク系統的には距離がある生物って書いたけど、これが人間とキノコより遥かに遠い距離だとしたら、紅藻と水草や緑藻とかはもう少しは近い存在…それでも、人間とミジンコよりもずっと距離があるっていう感じ(?…なんかよく分からない表現になってしまった)。

なんにせよ、だから、いろいろと異なった性質を持っている。

 

ちなみに紅藻といえば、例えばおにぎりに巻く海苔とか、ところ天や寒天なんかの原料も紅藻ですね。その他いろいろな紅藻が食品や化粧品などに使われている。…黒ヒゲも食べてみたら美味いかも…食べないけど。

 

紅藻は、フィコビリンを持っていて、水草があまり効率的に使用できない…利用の優先順位が低い緑色の光を効率的に使用出来る。

ってことは、B+Y蛍光体の通常のLED電球とかは、黒ヒゲさんには美味しい光ってことになりますね。

またクロロフィルdを持っていて他の光合成生物のほとんど使えない遠赤外光も使える。メタハラとか遠赤外光を含んでますよね。

全体としては紅藻はかなり広い波長の光を使えるけど、特に水草が有効に使えない(使えないわけじゃないけど利用の優先順位がかなり低い)緑の光を優先して使えちゃうということなので、

リクツとしては、例えば、赤い光だけなら水草に有利に、相対的に黒ヒゲに不利になることになりますね。

赤色LEDだけで、水草育てたら黒ヒゲはあまり出ないのかな?…そんなことしないけど。

でも、赤色光の割合を増やす・緑の波長の割合を減らすってのは、意味があるはずです。

 

紅藻類は、けっこう複雑な形をしていて機能分化がそこそこ進んでいるように見えて、実は体の構造は極めて単純。ただの細胞の羅列。

また鞭毛を持った細胞も見つかっていない。つまり運動能力・水を積極的に動かす能力が無いわけです。

黒ヒゲは、水流が全く無いところには出ない。水流があるとよく育つとか言われていますが、きっとこういう構造が関係あるのでしょう(?)

水流が無いと養分の取り込みも殆どできないのじゃないかと。

… 専門家ではないわたしの想像でしかないですけど。

 

体は、(黒ヒゲを調べたという例は知りませんが、ネットをふらついて見つかる限りの例だと)、緑藻などと比べて、窒素の割合が極めて高く、リンも若干多いらしいです。炭素の割合は相対的に低い… ってことらしいです。

やっぱり水中の窒素分が主なエサ?

ただ、実際の水草との栄養取得の競争関係については、単純にこれだけで答えは出せないので、やっぱり世間で言われているように、リンが鍵なのかもしれません。

要するに分からないってことですね。

様々な種類の肥料を使ってみている経験上では、やっぱり黒ヒゲが増えるということについてはリンを含む肥料がいちばん明確に関係がありそうですけど。

「イニシャルスティックを入れたら黒ヒゲが消えた」なんてはなしもたまに聞きますよね。

これってきっと、カリを増やして水草に水中の窒素やリンの利用を促すことで黒ヒゲの栄養を奪うってことなんでしょうね。

もう少し水中のリンをいっきに減らす方法としては、リン酸除去剤をフィルターに入れて使うとか、水槽内に鉄剤を撒くという手もあります。

鉄を入れただけで黒ヒゲがほぼ完全に消えたこともあります。
この時はそもそもが減少傾向にあって、水草にはまったく付かず、排水口などにちょっと出てたという状況だったのですけど。鉄剤は、基本的な対策に使えたというよりも、最後の一撃になったという感じですね。 


黒ヒゲが出てくるのは、ほとんどが栄養豊富なソイルを使った時のセット初期か、ソイルの泥化が目立つようになるような末期ですね。

出てくる場所は、うちの場合は、水流がぶつかっているところの古い固い葉。具体的にはグロッソやヘアーグラスの古い葉であることが圧倒的に多いです。世間の例を見ていると排水口のところや水が当たっている流木にもよく出ていますね。大磯を底床に使っていると底一面黒ヒゲなんてオゾマシイ写真も時々見かけますけど。

pHが関係しているのか硬度が関係しているのか、その他なのか、そのあたりはよく分からないけど、きっとソイルの吸着効果が関係あるのでしょう。

pHは、紅藻類が多くの水草が使えない炭酸:H2CO3を使えることを考えたら、無関係とは言えないですよね。

pH高めの方が紅藻類には水草との競争という点では有利でしょう。

つまり水槽の管理者としては、pHは低めにしておくべきってことになりますね。

 

対処法としては、よく木酢液を使って殺す例が出てきます。

わたしも、(黒ヒゲじゃないけど)紅藻類に悩まされた時はやってみました。確かに直接噴射したりすると、あっという間に白っぽく色が変わって、その後は見向きもしなかったエビがよく食べる…ってなりますが、やっぱりこれじゃ埒が明かないですよ。

石や流木とかなら良いのだけど、葉が薄めの水草は明らかに影響が出るし、そうじゃなくても気持ちよく使ってればエビが落ちるし。部屋は木酢液臭くなるし、結局、やっつけ切れないし。

これはある程度酷いことになっちゃった時に、石や流木やパイプなんかを処理するのに使えるってだけくらいに思っておいたほうが良いのじゃないでしょうか。

ちなみに木酢液と同じ使い方でクエン酸水溶液を使うって手もありますね。こっちは鼻を突くイヤな臭いはしないけど。

 

生物兵器ですが、アルジーライムシュリンプが食べるとかありますが、うちでも入れたけど、効果はまったく不明です。もともと黒ヒゲも少ないし見かけたらスグにカットしちゃうので。

いろいろ見てても、「他に食べるものがなければ食べる」くらいみたいですね。とても有効とは言いがたいです。

少しは期待できそうなのは、一部の貝…レッドタイヤトラックとかですが、私自身は使ったことがないので、あくまで「食べるらしい」です。

 

私の場合の対処方法は、

 

1.出ているところが前景草とかで、それが厚みをもっていて底が汚れているようなら、トリミングして薄くして、残餌とかのゴミを掃除します。トリミングするのは、(さっき書いていることと矛盾するようですが、)水が底床面にも当たってないと分解が滞ったり、ヘンに養分が濃いところができるので、水回りを良くするってこともあります。

他にも水流の問題で、残餌などが溜まるような場所があれば、そこを掃除です。またフィルターやパイプも酷く汚れていたら掃除します。

以前に紅藻が出た時は、ミクロソリウムの塊の根本がけっこう汚れていたんですけど、こういった場所を掃除、あるいはまるごと排除して、してパイプも掃除したら消えたってことがあるので。

確かに、黒ヒゲは水流がないと育たない、水流が強いところから出がちなのですが、水流をやたらと弱めてしまうってのは、水槽の代謝を落とすことになるので、やたらとやらない方が良いと思います。水回りは大事です。

もちろん、水が集中的に当たるところがあって、そこからいつも黒ヒゲが出てくるというのであれば、レイアウトか水回りを見なおしたほうが良いでしょうけど。一時的に水流の向きを変えてみるのも手です。

 

2.水草に出ているのを発見したら、躊躇なくひたすらカット、カット

カットにまさる対処法はないと思っています。

私は、ちょっとでも黒ヒゲっぽいのを見かけたら、即カットです。

ついでに黒ヒゲが出た周囲の成長を止めた古い葉もカットカットですね。

 

3.出ているところが、石や排水口とか取り出せるものなら、取り出して木酢液で処理。ソイルとかなら取り出して捨てるだけです。


4.リンを含む肥料の添加を控えて、また同時にその他の...カリウムや窒素肥料などは必要に応じて添加し続ける。...つまりリンを使い切らせる。
リンの吸着剤や鉄剤などで、水中のリンを減らす

 

繰り返し書いているように、私の考え方の基本は、コケを減らす・撲滅させるというよりは、活性の高い水草を大量に育てる。…常に水草の優位をつくるということです。


黒ヒゲの増殖力が落ちて、さらに消えはじめる頃の特徴としては、

  • 新葉にまったく黒ヒゲがつかなくなる。ついているのは古くて弱っている葉などだけになる。
  • 水流が弱いところから消えはじめる。最後まで残るのは排水口のところとか。
  • 水草などから剥離してケサランパサラン(あるいはマリモ?)状態になって水流に流されている黒ヒゲをよく見かけるようになる。給水口にストレーナースポンジを付けているとその周囲に流れてきた黒ヒゲが沢山付いていたりする。
    私はこれを「流れ黒ヒゲ」って呼んでます。

なんて感じですね。

こんな感じになってきたら、あともう一歩ということです。


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ちょっと書き忘れてたことが、ありました。

珪藻とか緑藻とか藍藻とかは、水草の成長力とあまり関係なく付く時は葉の表面にも付いたりしますよね。

でも、黒ヒゲは付くか付かないかと葉の成長力・元気さの違いが大きく関係あるように見えます。

 

かなり黒ヒゲが出ちゃってる時でも、例えばぐんぐん伸びているロタラの葉とかには付かないんですよね。

弱ってショボショボになってるロタラには沢山付いちゃったりしても。

前景草とかでも同じですね。ガンガン成長させているとあまり付かない。肥料切れとかで成長が減速し始めると黒ヒゲの勢いが強くなったりする。

 

これ悩ましいところなんですよね。

成長を促すには肥料をやる必要があるのだけど、かと言って肥料を「これから成長させる」水草にドバってやると、黒ヒゲがいっきに元気になっちゃう。

だから、できるだけ底床に肥料を入れて根から吸わせるように、それも様子見ながらおずおずとやらないといけない。

 

特にグロッソ。グロッソを元気に育てるには、やっぱりリンが欠かせないわけですけど、リンを含んだ液肥の底床注射とかやるとテキメンに黒ヒゲが増えちゃう。

一度グロッソが元気を取り戻すと、もう後は割と加減に施肥してても黒ヒゲは勢いを失っていきます。

 

結局、日頃から水草の元気を失わせないように気をつけておくしかないですね。

 

かなり気をつけていても鬼門になるのはトリミングです。

トリミングのタイミングを逃して、前景草がかなり厚くなっちゃってからトリミングすると、下の方は傷んでてて、再成長までに時間がかかるので黒ヒゲが元気になるきっかけになっちゃったりします。

元気を維持しながら早め早めのトリミングをしないとダメですね。

 

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以下、勢いで一気に書いちゃったけど、

読みなおしてみると、なんというかなんなので、

無視、またはペロンペロンと適当にあしらっておいてください。

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「対象となるコケが苦手とすることを徹底的に行なって殲滅する」…例えば、光量を落とす・完全遮光するとか、肥料を制限するとか、水流を抑えるとか、やたらと潅水量を増やすとか… そういうアプローチには原則反対です。

もちろんこういうのはバランスの問題ですから、光量や肥料の量の「バランスを取る」ことは大事ですけど、バランスを取ることと、ひたすらコケを弱らせることだけを考えるのは、大きく違います。

結果的には水草も弱らせてドツボにハマる道です。

換水しすぎれば、硝化バクテリアなども弱らせます。

殆どのコケは、水草よりもずっとアンモニア態窒素を喜びますしね。

そうなれば、水中の窒素量全体は減らせても、結果的にはコケ優位にしちゃいますよね。

完全遮光とか、光合成を阻害する薬剤を入れちゃうとか、スグに完全消毒・完全リセットとか。そういうのは…ね~。

 

こういうアプローチを取る心理の奥には、病気に対する対処のイメージがあるのではないかと思います。

徹底的に消毒する、抗生物質などで菌を殺す…。

悪者をやっつければ解決っていうアメコミみたいな発想。

たしかにヒジョーにたちの悪い相手…新種の強毒のインフルエンザとか…には必要な考え方です。

でも、そういったものと、コケや大抵の水槽内で起きる病気は違います。

何が違うって、コケとかは常在しているもので、バランスのとりようがあり得るものだから、全体が健康なら防げるもののはずだからです。

 

病原菌が宿主を殺してしまったら、自分たちも増えることができなくなります。

強毒化するものは、どんどん変異していくその速度が生み出すバリエーションが創りだしたり、人間がこれまで入っていっていなかった環境に踏み込むことで、こちらから接触してしまったり…そうやって恐ろしい病原菌が登場するわけですが、こういうものは、つまりは環境不適応なわけです。だって自身の生存環境をさっさと壊しちゃうのだから。

 

だから実際、例えばエイズウィルスとかも、だんだん人を簡単に殺さない方向に進化しているわけですね。共生の道を探っているわけです。

さっさと殺しちゃったら次の感染先は見つからない可能性が高いわけで、そうなったらウィルス自体がジエンドです。

いや、もちろんウィルスの「意志」っていうよりは、スグに人を殺しちゃうウィルスは淘汰されてしまう、スグに殺さないものが、より感染を広げられるので生き残りやすいということなわけですけど。

実際、古代のエイズと言われている成人T細胞白血病は、キャリアになってもほとんど発病しない。発病するにしてもかなり高齢になってから…ってなっているわけですよね。今では。

 

話がそれたけど、こういう特異な存在であるたちの悪い病気のもとと、当たり前に常在している連中…本来共生しうるところまで既に来ている連中は分けて考えるべきです。

常在菌をとにかく殺そうってのはナンセンスで、それ以前に体を・水槽を健康にしましょう。健康なら感染しても病気にはなりませんよ。ってことです。

 

もちろん、ある程度以上バランスを崩す…たとえそれが常在しているものでもやたらとバランスを崩して増えすぎて…体調をくずしてしまったら、時には一か八か強硬手段に訴えないと、崩壊を免れないところまでいくことはあります。

だから、強硬手段を全否定するつもりはありません。

 

それでも、水槽全体の体力を根本的に奪ってしまうような手段は最後の最後にすべきハズなんですよ。

 

コケだけをピンポイントで攻めるってのはとても難しくて、結果的には必ず他の生体…水草なども弱めてしまう。そうなれば、たとえ目的のコケを殲滅できたとしても、スグにまた他のやっかいものを呼び込むことに繋がるはずなんですよね。それでまたそいつを攻撃すると…

もうデフレスパイラルですね。

 

とても分かりにくいかもしれないし、曖昧な態度だと思われるだろうけど、私としては、

人に伝わるのは、人を動かすのは、白黒はっきりつけた明快なメッセージ、

自らが選択する現実の判断として価値が有るものは、外から見たらグレーにしか見えないようなことになる…特に水槽のような複雑系を相手にする時は...と思っています。

 

水槽とかあまりいじらない人のほうが上手くやっているってのはよくあることですし、

健康オタクでいろいろやりまくる人が、よく病気になってたりもよくあることですね。

…もちろん、何も起きないからいじらない、病気になりがちだから健康っていうキーワードの過剰に反応するってのもあるでしょうけど、対処し過ぎが不調の原因としか思えないケースもかなりあるってのは確かですね。

コメント: 8
  • #8

    つつつ (木曜日, 24 3月 2016)

    返信ありがとうございます。
    調べてみると、リン酸測定の商品の中に、「水質検査パックテスト りん酸(低濃度) 10回分入り ZAK-PO4(D)」 というものがありまして、ヤフーショッピングで1400円ほどという、比較的リーズナブルなものでした。
    #3のなかで、化学式に間違いがありました。マグネシウムはMgで、リン酸はH3PO4でした。
    リンクも貼れてませんでした(なれてないもので・・・。)
    不溶化のために鉄を入れると、たしかにリン酸は減りますが、酸化鉄が生じ、藍藻が増殖してしまうそうです。

  • #7

    管理人 (木曜日, 24 3月 2016 22:53)

    つつつさん。
    結果が出たら.、是非教えて下さい。
    私もなにかまた「こうかも?」って思えることがあれば書くようにするつもりですし。
    たのしみです。

    追記。
    私は、カリウムやマグネシウムは上から水槽水に入れて、
    窒素やリンなどのその他のものは、底床から(底床供給機って私が呼んでいるソイルの下につくった空間に)パイプで液肥を入れています。...もうリセットから2年以上経っているのでソイルの栄養が枯れちゃってるんです。
    なので、それほど直接は交じり合ってスグに反応しちゃうことはないと思っています。入れるタイミングもずらしていますし。

  • #6

    つつつ (木曜日, 24 3月 2016 22:31)

    黒ひげごけに根はないので、水中から養分を吸収していると思い、不溶化ですべて解決できると考えていましたが、現実はそう単純ではないようですね。リン酸は常に溶け出していますから。今後、リン酸の溶出量の変化を、1時間単位で計測する実験でもやってみようかと思っています。(適量のマグネシウムを添加するために)

  • #5

    管理人 (木曜日, 24 3月 2016 22:14)

    ちょっと追加です。
    「不溶化させること」は意味があるのだと思います。
    リン酸除去剤が効いているような事例も多いですし。
    で、リン酸除去剤は入れているうちはずっと効くのですけど、液肥でやると最初に反応しちゃうとそれで終わり...そうならないようにマグネシウム液肥をたっぷり入れるとカリの吸収障害とか起こしちゃうし...、
    で、最初に反応しちゃったその後はやっぱり糞などからリン酸は溶け出し続けます。
    そう考えると、MgSO4添加が良さ気な結果が出ているのは、水草がリンを使う効率があがった...水草は常にリンを使っている...ってことなんじゃないか?って解釈しているんです。
    一旦仮にですけど。

  • #4

    管理人 (木曜日, 24 3月 2016 22:04)

    レスありがとうございます。
    不溶化させることが大事なのだとすると、カルシウムイオンでもリン酸カルシウムができて不溶化するわけですが、カルシウム添加だと黒ヒゲが無くなるってことはなかったんですよ。もちろん使っている量はカリウム添加にあわせているのでごく微量ですけど。
    それと、リン酸マグネシウムのかたちでも水草は根から根酸によってリン酸を吸収できると思います。リン酸マグネシウム肥料もあるくらいなので。水中の肥料分に依存しているものはダメでしょうけど。
    それと私が根本的に勘違いしていて、もしかしたらMgSO4のS...硫黄の方が効いている可能性も無きにしもあらずです。
    硫黄もリンの消費に関係深いですし。
    でも、硫黄分はそもそもソイル使ってれば豊富ですよね。
    なんにせよ、分からないことだらけですが、今後も情報交換させてもらえるとありがたいです。

  • #3

    つつつ (木曜日, 24 3月 2016 21:45)

    返信ありがとうございました。マグネシウムとは初めて聞きました。
    マグネシウム(Mg2)は、リン酸(PO4)と反応し、リン酸マグネシウム(Mg3(PO4)2)になります。リン酸は、非常に水に溶けやすい(質量パーセント濃度で、飽和時85%)のですが、リン酸マグネシウムになることにより、ほぼ水に溶けなくなります。(0.0002588g/100gH2O)濃度表記の種類が違ってすいません。
    一般的なソイル水槽のリン酸濃度が、0.001g/1000cm3なので、その量のリン酸を完全に反応させるマグネシウムの量は、1.6mgとなるので、理論上は、1.6mg/l(60cm水槽で96mg)のマグネシウムを定期的に入れていれば、リン酸はゼロになります。しかし、水草が使うリン酸を一定量確保しておく必要があるため、水草の量に合わせて、マグネシウムは少なくしなくてはなりません。まあ専用の品を使ったほうがいいのでしょうが・・・。参考までに、鉄とリン酸を反応させる実験を行っていた人がいたので、リンクを貼っておきます。
    <a href="http://blog.lifelife.jp/Blog/aquarium/entry-16514.html">リン酸吸着に関する実験1</a>
    計算に使ったデータは、wikiのものです。




  • #2

    管理人 (木曜日, 24 3月 2016 17:34)

    つつつさん、ありがとうございます。
    この記事、随分と前に書いたままなのですが、最近では黒ヒゲにはマグネシウム添加が効くという印象を持っています。
    具体的には硫酸マグネシウム(エプソムソルトとして売っています。)15gを500mlペットボトルに入れて水で満たしたもの(マグネシウム約3%)を水草いっぱいの60cm水槽に週5mmlづつくらい入れているのですけど、
    これを始めてから黒ヒゲが消えました。
    これ以前はリンを含む肥料を入れていくと黒ヒゲが必ず少しづつ増えていたのに、これをはじめてから黒ヒゲが出てきません。
    水槽はいろいろだし、これをやっている人を見かけないので、関係があるのか無いのか確信は持てないのですけど。
    少なくともマグネシウムはリンの消費と関係が深く、マグネシウム欠乏はリンの消費力低下につながるので、リクツはあってそうですけど...
    もし良かったら試してみてください。責任は持てませんが。
    マグネシウムの添加自体はごく少量から始めれば問題ないはずです。
    もちろんあげすぎると硬度上昇、カリウムやカルシウムの吸収阻害などの問題を起しますけど。

  • #1

    つつつ (木曜日, 24 3月 2016 15:40)

    丁寧な解説ありがとうございます。とても参考になりました。家では、カリウム添加はしているのですが、リン酸除去剤なんて、恥ずかしながら聞いたこともありませんでした。今度買ってみます。海苔も黒ひげ苔の仲間なんですね。ちなみに私は、黒ひげは食べたことはありませんが、リシアなら食べたことあります。溶岩石に巻いていたとき、リシアラインを持つ手がなくて、口でくわえたとき、偶然リシアが付いてきて、本能的に噛んでしまいましたw
    レタスみたいな食感で、味はとくにしませんでした。積極的に食べようとは思いませんでしたが、食べられなくはない感じでした。地震とかで閉じ込められたら食べられないかなとか思ってます。(人によっては下品に感じるような話ですいません・・・。)
    話は逸れましたが、うちの黒ひげは、キューバパールにもついてきます。剥がそうとすると、キューバパールが抜けてしまうので、生えた部分はトリミングをしていたのですが、最近、根がしっかり張っているキューバパールについた黒ひげは、慎重にとれば、剥がれることが分かったので、根気よくとっています。(相当面倒ですが、参考までに)
    アオミドロ等と違い、全滅不可能でもないコケなので、しばらく頑張ってみようと思います。
    長文失礼しました。