クーラーの掃除
クーラーはたまには掃除したほうが良いですよね。
毎年ほぼ半年間使いっぱなしなので、ちょっとでも効率が落ちると影響大きいですから。
電力消費が増える、稼働時間が増えて五月蝿い時間が増える、フィルターのモーターの負荷が増える、水回りが悪くなる、汚れの蓄積で温度センサーが正常に動作しなくなる可能性が高まる…設定温度が狂う…。
以下はZC-100などのチラー式冷媒クーラーを掃除する場合です。
まずは、吸気口のフィルターについているホコリを取る。
ついでに、奥のコンデンサーフィンのところも掃除機か部屋のエアコン用の掃除スプレーで綺麗にしておく。
フィンはデリケートな造りなので気をつけて。掃除機のノズルなどをぶつけたりしないように。ブラシ付きのノズルで掃除しましょう。
熱交換器の配管の中の汚れは…例えばZC-100とかチタンだって言ってるのだから、あまり強くなければちょっとくらいの酸やアルカリを使った掃除も大丈夫だとは思うのだけど、メーカーのマニュアルでは絶対に薬品を使うなって書いてあるので、やる場合は自己責任で。
私は、スイッチを切ってコンセントを抜いた後で、水道とクーラーの水の入り口を繋いで、勢い良くお湯を通して、ざっと汚れを取ったあとで、いったん中の水を捨てて、
百均で買ってきたクエン酸をお湯に完全に溶かしたものを、片側から、反対側から水が出てくるまで注ぎ込む。
私はかなり...思いっきり濃い目のクエン酸水溶液をつくって使っちゃってますけど...うちでは全く問題ないように見えるけど...でも、問題起きても責任持てないので具体的な目安は書きません。クーラーの種類に寄ることもあるかもしれないし。
クーラーから出しているチューブを注ぎ込む方は高く持って、
出る方は低く…その先はバケツに入れておけば、
どんどん中にクエン酸を溶かしたお湯が入っていく。
中をクエン酸を溶かしたお湯でいっぱいにしたら、チューブの先のダブルタップを閉めて、一晩放置。
その後、水道と水の入り口をまた繋いで、水を通して、剥がれた汚れを排出するとともに充分に中を濯いで薬剤が残らないようにする。
いちおう私は最後に出てきた水のpHをチェックして水道水のpH程度になっているってことを確認してます。
中の汚れは、
-
カルキ分…カルシウムなど
- これは酸で溶ける。
-
バイオフィルムなど
- これはアルカリで取りやすい。
ので、
クエン酸だけだとカルキ分が取れるだけってことになるけど、
私はいつもここで終わり。
もし、アルカリも使うのなら、
当たり前だけど、酸性の薬剤と同時に使ってはダメで、
クエン酸で掃除したあとに中を濯いでから、
今度は、界面活性剤が入っていないハイターなどを適当に薄めたものを使って、クエン酸で掃除した場合と同じようにやることになる(ハズ…念の為に、もう一回書きますけど、私はやったことがありません)。
やっぱりアルカリ洗浄剤としてはハイターだろうけど、これ界面活性剤が入ってないのって最近売ってないんですよね。近所のドラストとかに。
これはやはりコメントもらったようにハイターより、
重曹を使う方が正解かもしれないですね。より安全だし。
もしかしたら両方やるなら、順番としては、先にアルカリ洗浄して、一旦軽く濯いで、次に酸洗浄の方が良いかもね。
なんにしても(しつこいけど)、メーカーは「絶対に薬剤使うな」って言っているわけだから、このあたりは自己責任でお願いします。
ひと通りの掃除が終わったら、よく中の水を出して、しばらく放置。
中の配管がクネクネしているから、何度も本体全体を上下にしたりしないと中の水は全部出てこないです。
乾燥しただろうって頃に、うちの場合はダブルタップのコックを閉めて、また次のクーラーが必要になるシーズンまで保管します。
管理人 (土曜日, 09 7月 2016 14:10)
sakuさん こんにちは。
そうですね。たしかにアルカリ剤つくるならやっぱり重曹ですね。
ハイターより遥かに安全で良いですね。
saku (土曜日, 09 7月 2016 10:59)
はじめまして。
アルカリなら重曹を熱処理して水に溶かし、炭酸ナトリウム水溶液にすれば安全じゃないでしょうか?