ヒーター

うちのヒーターは、GEXが HOT PACKのパッケージ名で売っているものです。

 

具体的には、

ICサーモスタット → 2分岐コンセント →  ヒーターカバーを付けた65Wのブラックヒーターを2つ(計130W)
っていう構成にしています。

 

なぜそうしているのか?

 

まず第1にヒーターは消耗品ですよね。寿命がある。
もし1年中真冬のようなら1年で壊れちゃうものです。...もちろん実際にはそんなことにはならないので何年かは持つわけですけど。

 

だとしたら、一体型は勿体ないですよね。ヒーターが壊れたら、壊れていないサーモスタットまで捨てなきゃならないわけですから。なのでサーモスタットとヒーターが別々の別体型を選んでいます。

 

それとヒーターに寿命があるということは、ある日突然切れちゃうってことですよね。それは困る。
真冬にそうなったら、熱帯魚は死んじゃいますね。

寒さに弱い種類の水草もいっきに痛む。サイアクです。

 

なので、ヒーターがいっぺんに全滅することがないように2つ付けてるわけです。

 

でもってヒーターのコードのそれぞれに使いはじめの日付のラベルを付けておいて交換の目安が分るようにしています。

 

60cm水槽だと150wが推奨されるわけですけど、うちは130wです。

なぜって、日本は南北に長いし、家のつくりもいろいろです。

それほど寒さが厳しい地域じゃなくて、家の断熱構造もしっかりしているなら100wだって余裕だと思うのですけどね。

もちろん、ヒーターにあまり余裕が無いと、点灯時間がやたらと長くなって寿命が縮むので、それはそれで良くないのですけどね。

 

次にヒーターの色。

まだまだ白いのも売ってますけど、白は水槽の中で目立ちすぎですよね。やっぱりブラックでしょ!

 

ヒーターカバーは、貝がヒーターに触れて焼け死んだりしないようにです。水を汚しますからね。

 

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そんなこんなを気にしているクセに、実はヒーターを1日切ったままにしちゃったことがあります。幸い春だったのでなにも問題は起きなかったんですけど、真冬だったらと思うとゾッとします。

何をやっちゃったかと言うと、いろいろ水槽周りをいじってた時にヒーターのコンセントが...というか間に入れている2分岐コンセントが、サーモのコンセントから抜けちゃってたのに気が付かなかったんですね。

翌日たまたま水槽に手を入れたので、気が付きましたけど。

以来、ちょっと引っ張ったら抜けちゃいそうなところはビニールテープでぐるぐる巻にして簡単に抜けないようにしています。

 

それから実は、気づかずに設定温度をあげちゃったこともあるんですよ。これもヤバかった。割とスグに気がついたから良かったけど。^^;

原因は、GEXのサーモの温度設定のダイアルが、ものすごーく軽い力でするする動いちゃうんですね。どうも作業中に触っちゃったらしくて。

以来、ダイヤルが簡単に動かないように、設定温度を決めたらテープで固定してます。...簡単にはがせるマスキングテープで。

これはやっておいた方が良いですよ。

 

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クーラーは夏場以外は切りますが、ヒーターは真夏も含めて付けっぱなしです。

何故かというと、外すのが面倒くさい、入れっぱなしだからといって寿命が大して縮むわけでもない、通電しなきゃ電気喰わない・サーモセンサーが喰う電気なんて微々たるものってのもあるのですけど、
夏の終わりから秋口にかけては、日中はクーラーを動かしている様な時でも、夜・朝方はけっこう冷えるなんてこともあるじゃないですか。別に一晩ちょっとくらい温度が下がったからって魚が死んだりはしないわけですけど、それがキッカケで体調崩す・病気が出るってのはありえるので、年中スイッチ入れっぱなしなわけです。

 

クーラーといえば、大抵のクーラーはヒーターも取り付けられるにようになっていて、うちのもそうなんですけど、クーラーのサーモセンサーでヒーターを管理するってことはしていません。

一つは、クーラーのスイッチは暑い時期以外は切ってるってのもあるからってのもありますが、設定温度に少し差をつけているからです。

クーラーは27度で稼働、ヒーターは25度で稼働にしてます。

 

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ヒーターの取り付け・取り扱いで特に気をつけなければいけないのは、スイッチが入っている時にヒーターを(センサー部を)水の外に出しちゃダメってことですね。

いっぱつでヒーターが壊れます。

つまり、水換え・リセットなどで水位を落とす時はヒーターが水の外に出ないように気をつけること・あるいは事前にスイッチを切ること

これらを考えたらヒーター・センサーの取付位置も出来るだけ底面に近いところにすること


なぜそうなっちゃうかというと、今のヒーターには、過去に水槽のヒーターが原因の火災事故がけっこうあったことを教訓に、ほぼ必ず空焚き防止機能がついているんですね。

空焚き状態を検知すると、強制的に内部で断線させるようにできているんです。いっぱつオシャカです。

まーこんなことはマニュアルに書いてあることなので、わざわざこんなところで書くようなことでもないのだけど。

 

 水槽用ヒーターの発火事故

 

それからヒーターの取り付け位置については、底のほうで少しは通水するところならどこでも良い...ヒーターの周囲の水温があがれば自然に対流が起きるし...とも言えますが、それでもある程度は通水性を意識したほうが良いですよね。

例えば、ヒーターの周囲の水は割と動きにくいところだとしても、暖められて上昇した水はスムーズに流れていくくらいの場所にしたいです。

 

水槽内の温度って、想像以上に冬場・夏場は場所によって差が出るんです。特に弱い水流にしていて、その水流を水面近くでばかりぐるぐる回しているような水流のデザインになっていると、差が大きくなります。

排水口がナナメ下を向いていて底面まで一気に水を落とす構造にしてあればそんなこともないですけど。

 

水の周りが悪くてガラスぶたとかをしてたりすると照明の効果も相まって、大抵は水面近くが暖かく、底のほうが温度が低くなります。それを考えるとセンサーは水がよく動く・底の方につけておきたいですね。私は給水口の近くにつけています。

 

最後にサーモ部の取り付け位置。

うちのは、どー見ても防水にはなってません。

むしろ水かぶったら簡単に壊れそうなつくりです。

水槽周りは、例えば水換えとか、フィルターパイプをメンテで取外したりとか、水をかけちゃう可能性がけっこうあるじゃないですか。

なのでサーモは水槽から見てけっこう高い場所につけています。

 

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