ロタラインディカ

基本的なところは、グリーンロタラとほとんど同じです。
そちらを見て下さい。

 

 

グリーンロタラとの違いは、

  • インディカの方が若干成長が早い。
  • グリーンロタラは条件が揃うと横に這い下に枝垂れていくがインディカはほぼ真っすぐ立ち上がっていく。
    ただし、特にGHが低い環境だとグリーンロタラのように一斉に枝垂れることもあります。
  • どちらも丈夫だけど、インディカのほうがより丈夫。
    より少ない光量、より少ないCO2濃度でもダメになりにくい。

 

グリーンロタラとの最大の違いは、時に茎も葉も真紅と言っても良いほどに赤くなるところですが、かなり条件を整えてやらないと赤というよりはオレンジや黄緑色になってしまいます。

光量がとても少ないと緑色になります。

写真のは、かなりオレンジっぽい赤って感じですね。

 

赤くする条件としては、

  • かなりの光量
  • 充分な肥料分
  • 弱酸性の水質
  • 濃い目のCO2濃度

この全てを備えたかなりリッチな環境が必要です。

 

その赤も割と幅があり、紫っぽい赤になったり、オレンジがとても濃くて赤に見えるという感じの赤になったり...底床の...肥料分の違いなどが影響していろいろな発色を見せます。

水草を赤くするということについては、こちらも見てみて下さい。

 

条件次第でいろいろな顔を見せるという点で、ロタラインディカは魅力的ですね。

 

いろいろな姿といえば、鮮やかな緑色で水中葉とは全く形が違うタマゴ型の水上葉もなかなか魅力的ですね。
茎もピンクになるし。

 

屋外育成も簡単で、私はスイレン鉢にも入れているんですけど、冬越しさせても全く問題ありません。

冬を越して春が来れば、赤紫色の...ピンクのかわいい花を見せてくれます。

 

それから、たまに聞くウワサで
「売っているロタラインディカの中には、とても赤くなりやすいもの、なりにくいものが、もともとある」
ってのがありますね。

私としては真偽は分かりません。でも、あっても全くおかしくないですよね。

そのくらいの性質の幅は、もともとどんな水草でもあるわけですから。

そういうのが特に強く出れば、新品種扱いされるわけだし。

 

植栽する場所は、基本的には後景になります。

グリーンロタラと違って上に伸びてしまうし、
赤くするためには水面に:照明に近いほうが良いし、
成長も比較的早いので、

後ろの方に置くしかないわけです。

写真は手前から、ニューパールグラス、グリーンロタラ、
一番奥にインディカですね。


水草を赤くする。

 

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